暑い日にぴったり!
日本酒をもっと楽しくする豆知識5選

「花冷え」「涼冷え」「雪冷え」…冷やし方の違い知ってる?

涼冷え(15℃)/花冷え(約10℃)/雪冷え(5℃)といった温度帯で呼び名が変わる日本酒の世界。夏の晩酌では、涼冷え〜雪冷えまでしっかり冷やすのがgood!

口当たりの良い「涼冷え」、香りも味も繊細な「花冷え」、シャープですっきりとした味わいの「雪冷え」。呼び名を思い出しながら飲むのも一興です。

参照:脳トレクイズラボ+1日本酒と酒器のサイエンス+1

A photo of a chilled bottle of sake with water droplets floating on it.


「日本酒をロックにする歴史は古い」

実は奈良時代〜平安時代の文献にも「氷を酒に入れて飲む」記述があり、古くから愛されてきたスタイル。原酒をロックにするとまろやかになり、暑い夏に好適な飲み方です。

原酒の“角”が丸まり、まろやかな口当たりになるのが夏の晩酌には最高です

参照: sake-neko.work

Drinking sake on the rocks


「スパークリング日本酒は“お米のシャンパン”」

瓶内発酵で細やかな泡が立ち、シュワシュワ感が特徴。パーティーや乾杯に夏の特別感を演出。二次発酵タイプや活性にごりタイプのスパークリング日本酒は、別名「爆発酒」。開栓時には“爆発注意”。

冷やしてそっと栓を開ける瞬間が、一日の疲れを吹き飛ばしてくれます

参照:sakeworld.jp

Sparkling sake


「ラベルを読むと味の“プロファイル”が見えてくる」

日本酒度や酸度など、裏ラベルはまさに“飲みやすさのカタログ”。増えつつある“甘辛度”表記も要チェック。

甘辛度の違いに合わせ、熱燗で飲むか、冷やで飲むかで日本酒は全く違った表情を見せます。奥が深い

甘辛度について

日本酒の甘辛度は、お冷やで飲むか熱燗で飲むかの判断基準の一つになります。ただし、唯一の基準ではありません。日本酒の味わいは、甘辛度だけでなく、酸度、アミノ酸度、香り、そして飲む温度によって大きく変化します。

一般的に言われる傾向としては以下の通りです。

甘口の日本酒:

  • お冷や: 冷やすことで甘みが抑えられ、すっきりとした味わいになります。フルーティーな香りのある甘口のお酒は、冷酒としてその特徴が引き立ち、爽やかな味わいが楽しめます。
  • 熱燗: 温めると甘みが強調され、お酒によってはくどく感じることがあります。ただし、熟成した古酒などの場合は、燗にすることで複雑な香りが開き、調和のとれた奥行きのある味わいを生み出すこともあります。また、濃醇甘口の日本酒は、クリームチーズやチョコレートなど洋菓子と合わせるのもおすすめです。

辛口の日本酒:

  • お冷や: 冷やすことでキリッとした爽やかな味わいが強調され、よりドライに感じられます。特に淡麗辛口の日本酒は、冷酒でキレのある味わいを楽しめます。
  • 熱燗: 温めることで米の旨味や発酵由来の風味が引き出され、まろやかでふくよかな味わいになります。酸味や旨味がほどよく膨らみ、特に純米酒系は燗にすると相性が良いとされています。辛口の熱燗は、さっぱりとした料理と相性抜群です。

参照:sakeworld.jp


「日本人の約44%は、実は“お酒に弱い体質”」

ALDH2遺伝子の影響により、日本人の半数近くがアルコール分解に弱いタイプ。ゆっくり味わいながら水も一緒に飲むのが、夏にこそ大切です。

暑い夜ほどペース配分を意識しつつ、水割りや終盤のロックで楽しむのが蔵人流です

参照:bijinclub-shimabijin.co.jp+2sake-kikizakeshi-biwa.com+2monteroza.net+2

Drunk Japanese


🌙 締めくくり:夏の夜に、ちょっとしたうんちくを添えて

「今日はちょっとロックにしてみよう」「涼冷えの温度を意識しよう」――そんなちょっとした豆知識が、晩酌のひとときをより特別にしてくれます。
気になる飲み方や冷やし方があれば、ぜひコメントやSNSで共有してくださいね!


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