【イベントレポート】「神都の祈り」原料米〈神の穂〉の収穫と、抜穂祭を斎行しました。(三重・伊勢/明和町/日本酒)
9月20日、三重県明和町にて、オリジナル日本酒「神都の祈り」の原料米「神の穂」の収穫イベントが行われました。会場では、五穀豊穣を神さまに感謝し来季の豊作を祈る抜穂祭(ぬいぼさい)を厳かに斎行。旭酒造も参列し、伊勢の地に根差す酒造文化をあらためて実感する一日となりました。
(協働:旭酒造/伊勢萬/松幸農産/皇學館大学/明和町)
- 旭酒造:伊勢志摩の玄関口、明和町の蔵元。サイト上でも「神都の祈り」や明和町との連携が紹介されています。旭酒造
- 伊勢萬:伊勢市の蔵元。旭酒造と同じく、協働で日本酒を製造しております。伊勢萬
- 「神都の祈り」:地元の三重ブランド米「神の穂」を用い、産学官で醸す日本酒プロジェクト。旭酒造
- 神の穂:三重県が開発した酒造好適米として報告があり、県内酒造で幅広く採用が進んでいます。三重県公式ウェブサイト
- 松幸農産(明和町):地元農家として神の穂の栽培や直販・観光を展開。観光三重
- 抜穂祭:神饌田の稲を刈り取り神前へ供える神事。各地の神社でも行われる伝統祭礼です。
抜穂祭で、収穫への感謝と来季の豊穣を祈念
当日は、祭壇にお神酒・野菜・塩などを供え、修祓から祝詞奏上、玉串拝礼と次第が進行。参列者一同で頭を垂れ、稲作と酒造りの無事を祈念しました。厳かな空気のなか、地元に息づく神道行事と伊勢の酒造文化のつながりを体感できる貴重な機会となりました。
(旭酒造の公式サイトでも、明和町・皇學館大学と連携した日本酒プロジェクトが案内されています。)旭酒造

皆で「神の穂」を手刈り。三重・伊勢の恵みを次代へ
神事ののち、参加者は田んぼへ移動し、神の穂の刈り取りを体験。酒米が日本酒になるまでの“はじまり”にふれることで、一本のボトルに込められた多くの手仕事と時間を感じていただけたと思います。
(神の穂は三重県が品種開発した酒造好適米で、純米吟醸などに用いられています。)三重県公式ウェブサイト




産学官で醸す「神都の祈り」
- 産:酒造りの旭酒造と、酒米づくりの松幸農産
- 学:地元の皇學館大学(神道を学ぶ学生による神事奉仕)
- 官:明和町(伊勢に隣接する町として地域創生の一環で連携)
明和町の清らかな水と風土、伊勢の歴史文化、そして作り手の技。三重/伊勢の酒造の魅力をぎゅっと一杯に込めたのが「神都の祈り」です。旭酒造

まとめ|三重・伊勢の“祈り”が、一本の日本酒に
抜穂祭と収穫体験を経て、神の穂は蔵へ運ばれ、旭酒造の手で「神都の祈り」として醸されます。伊勢に隣接する明和町の自然、地域の人々の力、神事の気配。すべてが一体となって生まれる一本を、どうぞお楽しみに。旭酒造
関連情報(参考)
- 旭酒造 公式サイト(会社・プロジェクト・蔵案内)旭酒造
- 神の穂(三重県の酒造好適米に関する技術報告)三重県公式ウェブサイト
- 松幸農産(明和町 観光三重スポット紹介)観光三重

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